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2021/8/16 ヨガ全般

ヨガがぶれない自分をつくる理由

3つの幸せホルモンを活性化する

浜松市中区佐藤で波動を上げるヨガ教室開催中

インド古典ヨガの智慧とスピリチュアルヒーリングを掛け合わせ、今ある痛みや不安を最短で解消し、潜在的なポテンシャルを最大限引き出し、人生を謳歌する心と身体と魂を作り出す大塚ゆかりです。

皆さんは幸福ホルモンという言葉を聞いたことがありますか?

主に3つ

  • セロトニン
  • オキシトシン
  • アドレナリン

です。

幸福度が高く持続性が高い順に、セロトニン>オキシトシン>アドレナリンとなります。

今日はそのうちの一つセロトニンについて解説

セロトニンはリラックスホルモンともいわれ、ヨガでいう腹式呼吸・片鼻呼吸で活性化されるといわれています。

またライジングエクササイズなどの反復するリズム運動もセロトニン活性には有効です。

では、セロトニン分泌が高くなるとどんな利点があるのでしょうか?

セロトニン分泌が正常に保たれると健康と心の平穏につながる

ストレスがたまるとセロトニンが減少し、鬱やイライラ・集中力低下・睡眠障害などがよく言われます。

つまり、セロトニンがきちんと分泌されることにより、心は穏やかで安定し、集中力が高まり、快適な睡眠が得られるのです。さらに、痛みを感じにくくする、自律神経のバランスを整える、呼吸が安定するにはよい姿勢で脳内にしっかり酸素を届ける必要もあるので、姿勢もよくなるのですね。

なんだかいいことづくめの幸福ホルモンがセロトニンなんです。

脳内物質の指揮者的働き

セロトニンが優位になっているときは、短期的な幸福ホルモン(ドーパミン)や依存暴走的ホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリン)などを制御しできる

誰だって、刺激的な興奮を味わった事があるでしょう。ジェットコースターやギャンブル、告白、チャレンジ成功

安定していて幸せな感覚も慣れてくるとつまらないという感覚になるのが人間。強い刺激を求めたり、新しいことにチャレンジしてアップダウンを繰り返すのが人間の性なのです。でも、刺激ばかりを追い求めてしまうと、破滅的な人生を送ることになる。人はより強い刺激を求めてしまう、しかしながら、自己コントロールというのは、できるのです。それが、ヨガを通じての呼吸であったり、瞑想だったりするのです。

幸福の土台となる

セロトニンという絶対的な安心安全の土台があるから、愛情をかんじたり、成功を喜べるのです

もし、セロトニンの分泌がなかったら、愛情による幸福って常に得られるでしょうか?次に出てくるオキシトシンは愛情幸福ホルモンと呼ばれています。セロトニンの安定があるからこそ、人間関係が安定し、信頼や愛情を心から受け取れるのです。

もし、セロトニンという幸福の土台がなければ、浮気を疑ってしまう。そもそも、人のやさしさを受け入れらないなんてことにもなりかねません。せっかくの幸福が疑心暗鬼になってしまって、幸福そのものは一瞬で過ぎ去ってしまい、常に不安や拒絶になってしまってはもったいないですよね。だからこそ、土台であるセロトニン活性が大切なんです

ギャンブルで買った時に運が良かったな、で済むのか、この興奮/高揚をもっと欲しくなって破産に向かうのか?土台の安定があれば、これ以上はリスクだとか、破滅に向かうからやめておこう。と自己制御できるようになるのです

たまの刺激は人生のスパイスですが、欲に拍車がかかると幸福は遠のいていく、セロトニンは我慢をするということにも有効なのです

安定と信頼の源

穏やかな心地よい波動に人は集まる

何度も同じようなことかもしれませんが、セロトニンはとにかく、穏やかで安心して安定している状態。

いつもヒステリックな人と、いつも笑顔でおおらかで話しやすく怒らない人。あなたはどちらに惹かれ、話を聞きたくなりますか?

ほとんどの人が後者だと思います。暖かく陽だまりのような人、気持ちの良い温泉、綺麗な空気と景色。そんな穏やかなものに人は惹かれるのです。

ストレスがたまり、感情的で暴力的な人は交感神経が優位、つまりセロトニンがあまり出ていない人は心がいつも乱れがちで攻撃的になりやすいということです。

一緒にいて、ほっとする相手がいたら、あなた自身がなぜその人といるときにほっとするか、相手の状態はどんな時かを考えてみたら、きっと居心地の良い、安定と信頼を感じているからだと思います。

そんな時はあなたもセロトニンが活性しています。よい会社、よい家庭とは、きっとそんな穏やかな人間観が作られている場所ではないでしょうか?

健康

バランスをとる、姿勢が変わる顔つきも体型も変わる

セロトニンが活性するためには、呼吸はなくてはなりません。深くゆったりとした呼吸ができているということは、背筋が伸びて、肺がしっかり使われているということなのです。

腹式呼吸ができるということは、インナーマッスルでもある横隔膜がしっかり動いているということ

猫背になって、肺を縮め、横隔膜が動きにくい腹部を圧迫するような姿勢では、きちんとした呼吸ができません。

常に、姿勢が良い状態は、インナーマッスルが鍛えられ、代謝も上がり、顔色良く引き締まった印象を与え、アンチエイジングにもつながっていきます。

現に、ヨガをしている生徒さんは年齢よりも若く見られるようになった人も多く、身体年齢も実際よりずっと若い人ばかりです。

姿勢が良くなると歪みが解消され、筋肉のバランスが整い肩こり腰痛なども改善されていき、痛みのない身体が手に入るのです。

また痛みを感じるときにはそれを抑制する働きがあるのがセロトニン。天然の鎮静剤的な役割を担っているので、セロトニンが正常に分泌されていると頭痛・生理痛等痛みに関しても期待できます。

ヨガは、呼吸を深くし、左右均等の動きをゆっくりと行うことで、筋肉のバランを整えるので

姿勢を改善し、自律神経の働きを整え、心の状態体をより幸せを感じるように導く働きがあるのです。

まずは、一分間に3から4回ぐらいのゆったりとした呼吸を始めてみてくださいね。